土川内科小児科ニュース 2月号 No.1 (もどる)
今月のテーマ:創刊にあたってはじめに
自分が育った二本松で、少しでも皆さんのお役に立てればと考えて始めたこの診療所も、今年の八月でまる五年になります。おかげさまで、当院をかかりつけ医と考えてくださっている患者さんもだいぶ増えてまいりました。
「親切・丁寧に」をもっとうとして、診療に当たっているつもりですが、時間的な制約などから、なかにはよく説明してもらえなかったと感じられている方もいることと思います。 そこで、「当院」と「当院をかかりつけ医と考えてくださる患者さん」とのコミュニケーションをはかることを主な目的とした情報紙を発行することにいたしました。当院には、すでに「こんにちわ」という情報誌がありますが、この情報紙はより身近でもっと密着した内容にしようと思っています。当院からの連絡やお願いのほか、よく聞かれる質問を中心としたQ&A、話題の医学情報の解説などを中心として紙面作りをしていきたいと考えております。
毎月発行を目標にがんばりたいと思いますので、よろしくお願い致します。 なお、この紙面をコピーしたもの(カラーではありません)は、受付などにおいてありますので、ご希望の方はお持ち帰りください。
予防接種専用の時間帯を設置
平成6年に「予防接種法」が改正され、予防接種を受けるお子さんと一般の患者さんが接触することがない様に、予防接種の時間または場所を変えることが義務づけられました。これを守らずに予防接種を実施した場合、副作用などの健康被害などが見られても国の保証が受けられない可能性があります。そのため、当院では午後の診療時間を2時からに変更し、午後1時半〜2時(水曜日を除く)を予防接種専用の時間としました。予防接種を受けに来たお子さんが、風邪などをうつされてしまうことのないよう、午後の診察は2時以降に受診くださいますようお願い申し上げます。
また、待合室に、ウイルスを含め除菌効果のあるエアークリーナーを設置しました。さらに、冬は病院内の湿度を50%以上に保ち、風邪のウイルスが少しでも減少するようにしております。わずかな工夫ですが、「気は心」以上の効果があるはずです。時間外診療について
当院では、診療時間終了後や、休日には電話が留守番電話となり、「ただいまの時間は診療していませんが、かかりつけの患者さんで急病でお困りの方は「030・646・1550」(注)におかけ直しください」というメッセージが流れます。これは、どこへ行くときでもたずさえている携帯電話の番号です。時間外診療はしませんということではありませんので、かかりつけの患者さんで、突然の発病などでお困りの時は、ご遠慮なくこの番号へお電話ください。かかりつけの患者さんに限らせていただいているのはすべての依頼におこたえするのは、体力的に無理だと考えているからです。なお、夜間などで不在の時や、休日で二本松を離れている時などには、すぐにはご依頼におこたえできず、お待ちいただくこともございますので、ご了承ください。夜間などは医師会関係の仕事などで不在のことがよくありますが、日曜・休日などは午前十時ころまでにお電話いただければ、たいていの場合応需できるはずです。注:平成9年9月28日から番号がかわりました。新しい番号は「020-798-3742」です。
最近では共働きのご家庭も多く、なかなか受診できずに、様子をみていたところ、休日や夜間に具合が悪くなったということをよく経験します。いつでも悪くなったら診てもらえるからと安心せずに、特に子供さんが小さいうちは早めの受診を心がけてください。 (トップへ)