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今年(2003年度)のインフルエンザワクチンについて |
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◆今年のインフルエンザのワクチン株は:以下の通りです。
- A/ニューカレドニア/20/99(H1N1)
- A/パナマ/2007/99(H3N2)
- B/山東/7/97
今年度のワクチン株はすべて昨年と同一の株が選定されました。また、WHOの北半球推奨株とも一致しております。 |
◆65再以上は公費補助:予防接種法の改正により、65歳以上の方には接種費用の一部が公費で負担されることになりました。65再以上の型でインフルエンザワクチンの接種を希望される場合には、安達医師会管内では今年度は自己負担金が2000円となりました。ご希望の方はお早めにご予約下さい。 |
◆何回受ければいいの:これまでは、年齢によらず1〜4週間の間隔をおいて2回接種が基本でしたが、2000年7月の中央薬事審議会を経て、インフルエンザワクチン薬事法上の用法・用量が変更されました。
- 65歳以上の高齢者に対しては1回接種: 65歳以上の高齢者に対するインフルエンザワクチンの有効性を検討した結果、1回の予防接種で十分に抵抗力がつくとの結果が出ております。
- 13歳以上64歳末満のものについては2回接種を原則:近年、確実にインフルエンザに罹患していたり、毎年インフルエンザワクチン接種を受けていて、医師が基礎免疫があると判断した者については、1回接種でも良いとなりました。
- 13歳末満のものは従来どおり二回接種:13歳未満の小児・ 乳幼児は今まで通り2回接種です。
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◆インフルエンザの効果は:インフルエンザワクチの接種を受けたからと言って、インフルエンザにかからないという訳ではありません。インフルエンザとワクチンの関係をよくご理解の上、接種を希望される場合には、お早めにご予約ください。インフルエンザの効果については、このページの後半(インフルエンザワクチンABC)をご覧下さい。 |
◆当院の対応:11月1日より、インフルエンザワクチンの接種を開始しております。ご希望の方はお早めにお受け下さい。 |
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インフルエンザワクチンABC |
はじめに:インフルエンザは毎年冬に流行するかぜの親玉です。ここ数年は毎年流行しており、体の弱い乳幼児や高齢者では、特に注意が必要です。最近の調査ではインフルエンザによる脳炎・脳症あるいはライ症候群で亡くなったり、後遺症を残す事例は小児だけでも日本で毎年200例にのぼると集計されています。 |
ワクチンの効果:この10年間、ワクチン株と流行株はほぼ100%一致していますが、ワクチンを受けても100%かからないということではありません。しかし、インフルエンザワクチンを接種しておけば、たとえインフルエンザにかかっても軽症ですみ、重症にならないことが期待できます。 |
ワクチンの現況:平成6年から学校や保育園での集団接種が廃止され、任意接種となりました。したがって、希望者は自分の意志で任意の接種を受ける事になります。通常4週間の間隔で、2回接種します。インフルエンザが流行する前(11月〜12月)に受ける事が大切です。マスコミ等で流行のニュースが流れてから受ける方がいらっしゃいますが、それでは遅すぎますのでご注意下さい。 |
ワクチンの副作用:今年から一部の会社の製品ですが、重篤な副作用の原因と考えられているゼラチンを含まない製剤が開発され、安全性がより高くなりました。 |
接種対象:インフルエンザワクチンは全年齢が対象ですが、一般的には1歳以上の乳幼児、小中学生、受験生および特定の集団の世話をする職業(例えば、看護婦・医師・教師・保母・介護士など)の成人そして65歳以上のお年寄りの方です。小児のいる家庭の家族は全員、ワクチンの接種を受けることをおすすめ致します。 |
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