【このマニュアルについて】

 このマニュアルは、私が仙台市医療センター仙台オープン病院の救急部に在籍していた際に、仲間のドクターたちと「実際患者さんを目の前ににして」という想定のもとに、単なる手順書となってしまうことのないよう、どういう点が大切なのか、なにに注意するべきなのか、なぜそうなのかなどという点についても冗長となることがないように気をつけて、種々の参考資料をもとに、自分たちの経験に基づくコツのようなものを随所に取り入れてということを基本姿勢として、診療の流れに沿って記載したマニュアルを抜粋したものです。マニュアルは一太郎を使って推敲しましたので、今回はそのときのファイルをテキストファイルに変換したものを使いました。ローマ数字などが使えないため、「1a 」、「2b」など通常は使わない記載のところもありますのでご注意ください。また、このマニュアルを作りましたのは1990年で、その後、私自身は開業し、救急診療からは遠ざかっておりますので、実際の経験にもとづいた改訂ができないことから、あえて原文のままにしてあります。そのため、記載内容が少し古いものもありますが、基本的な部分については十分使えるものと考えております。著作権などの心配はございませんので、ご自由にご利用ください。なお、校正はしたつもりですが、実際の使用に当たっては(特に薬の量などについて)、html化する際に、間違いがあるかもしれませんので、ご自身の責任においてお使いくださいますようお願い致します。もし、お気づきの点がございましたら、メールなどいただければ大変助かります。


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