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亀頭包皮炎・包茎

亀頭包皮炎とは:子供のおちんちんの先(亀頭)は、ふつう包皮で包まれています(生理的包茎)。そのため亀頭と包皮の間にあかやかすがたまりやすく、そこに細菌が繁殖して炎症を起こしたものを亀頭包皮炎といいます。

症状:おちんちんの先が赤くはれて膿が出たり、おしっこの時に痛がります。パンツに黄色い膿が付くこともあります。

治療:抗生物質の内服や外用で容易に治癒します。入浴した時に時々皮をむいて洗うようにしましょう。あかやかすをためておかないようにしてください。汚れた手でおちんちんをさわらせないようにすることも大切です。

ポイント:手で包皮をむいても亀頭が顔を出せないものを真性包茎と呼びます。真性包茎で亀頭包皮炎を繰り返す場合や、おしっこが出にくい場合には手術が必要です。手術の時期は小学校入学前がいろいろな点から好ましいと考えます。包茎の手術は小児外科・泌尿器科などが扱いますが、診断に自信がないときにはかかりつけの小児科で相談してもよいでしょう。

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