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ヘルペス性口内炎


ヘルペスというウイルスが原因でおこる病気で、高熱を伴って、口の中に小さな潰瘍がたくさんできます。非常に痛いため、水分もとれず脱水症になることもあります。
疫学:ヘルペスウイルスが原因。感染者との接触により伝染します。潜伏期は2〜12日(平均6日)。かかりやすい年齢は1〜4歳。
症状:40度前後の高熱、不機嫌、口内炎の痛み、よだれがおおくなる、はぐきのはれなどがみられます。熱は4〜5日でおさまりますが、口内の痛みやはれは1週間ぐらい続きます。  
合併症:痛みのため、水分もとれず脱水症になることがあります。
治療:高熱に対しては熱さまし。口内炎には痛みをおさえるお薬を使いますが、なかなかうまくいかないことも少なくありません。ただ、脱水症にさえ気をつければこわい病気ではありません。脱水症の程度によっては入院が必要なことがあります。 
家庭で気をつけること: 口の中が痛いので、やわらかいもの・味のきつくないものを与えます(プリン・お粥・豆腐・アイスクリームなど)。温度にも気をつけてください。水分が中心になりますが、それでかまいません。酸味の強いものはしみていたがりますので、牛乳や麦茶、湯冷まし、子供用のイオン飲料などがよいと思います。熱が高くなければ入浴してかまいません。水分も十分とれないときは、要注意です。
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