反復性耳下腺炎 |
反復性耳下腺炎とは:耳下腺や顎下腺が、数カ月から1年間隔でくりかえし腫れる病気です。原因などくわしいことはまだわかっていません。12歳をすぎるとあまり見られなくなります。 |
症状:耳の下がはれて痛がります。ふつう片方だけです。腫れは2〜3日くらいでおさまります。耳の下(耳下腺)のほか、顎の下(顎下腺)がはれることもあります。熱は通常出ません。 |
診断:おたふくかぜとの区別が問題になります。熱がない、片側だけ、腫れの程度が軽い時などは反復性耳下腺炎の可能性が高くなりますが、決定的な差とはいえません。血液検査でおたふくかぜのウイルスに対する抗体価があがっていれば、反復性耳下腺炎と診断できます。 |
治療:対症療法(痛みが強いときにはお薬を使います)。 |
家庭で気をつけること:特にありませんが、おたふくかぜと区別がつかないうちはおたふくかぜと考えて対処して下さい。 |
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎) |
◆外来でよく見る感染症 |
ヘルペス性口内炎 |